次世代の産業を支える新機能デバイス・高性能材料の創成

次世代の産業を支えるデバイスや材料を創るため、実験やビッグデータ解析などと連携し、半導体、超伝導材料、構造材料、機能化学品などの高機能化のためのシミュレーションを行います。例えば、より高性能な電気自動車のモーター開発を加速するため、多数の原子や電子の振る舞いをシミュレーションすることで、複雑な組成や構造をもつ候補材料の中から高温でも高い保磁力をもつ磁石材料を探索します。

課題代表者からのメッセージ

課題責任者
東京大学物性研究所/
理学系研究科物理専攻
常行真司

私たちの暮らすIT 社会の発展は、新機能デバイスや高性能材料の開発に支えられています。

より健康で安心・安全な省エネ社会を目指すため、「京」では特に今後重要となるデバイスや材料のもとになる物質について、かつてない1000 から1000 万クラスの原子数のシミュレーションを行い、機能や性能の向上と電子状態の関係を調べています。

ポスト「京」では、さらに複雑な構造や組成も考慮した現実に近いシミュレーションにより、産業化が可能な新しいデバイスや材料の設計を目指します。また、膨大な実験データとシミュレーションを融合させた新しい材料設計手法の開発にもチャレンジします。

研究課題

科学技術イノベーション総合戦略
省エネ省資源に向けた「パワーエレクトロニクス」「革新的電子デバイス」「超小型省電力デバイス」「モータ用磁石」、社会インフラを支える「構造材料」、資源循環社会構築のための「分離膜・フィルター」などの産業力強化に貢献し、豊かな社会を築く。
  • 計算による予測で
    早期知的資産獲得
  • 新機能デバイス・材料創成で
    新市場形成